野幌森林公園は野鳥観察も楽しめる!モモンガやフクロウに会える?

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みなさんは北海道江別市にあります「野幌森林公園」をご存じですか?野幌森林公園はいろいろな楽しみ方ができる公園で、野鳥観察を楽しんだり、大都市近郊にも関わらず広い面積で森林が残されている、数少ない公園の一つです。そこで今回は野幌森林公園についてご紹介します。

目次

野幌森林公園はどんな場所?

北海道江別市にある「野幌森林公園」をみなさんはご存じですか?壮大な大地を誇る北海道の中で、3つの市にまたがる大きな公園として有名で、札幌市など大都会近郊にあるにも関わらず、森林が残されている国内でも貴重な公園の一つになっています。

そんな野幌森林公園にはエゾフクロウなどの野鳥もたくさんいるので、野鳥観察を楽しむこともできますし、公園内にある観光スポットを巡るのもおすすめです。いろいろな楽しみ方ができる公園ですし、自然を満喫することができる公園なので、幅広い年代の方々におすすめですし、日ごろの喧騒を忘れてゆっくり過ごすことができると人気の公園です。

鳥獣保護区にもなっていますし、1977年には昭和天皇の在位50周年を記念した「昭和の森」にも指定されるなど、自然も歴史も感じることができる公園です。北海道観光の際にもおすすめのスポットになっているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

野幌森林公園で出会える人気の生き物

野幌森林公園では野鳥はもちろんのこと、さまざまな生き物たちに出会うことができます。たとえばクマゲラやエゾフクロウなどの野鳥に出会うこともできますし、エゾリスやエゾモモンガはもちろんのこと、ヒメネズミの姿を見ることもできます。またお子様に人気の動物として、キタキツネやエゾタヌキのかわいらしい姿を見ることもできます。

公園内を散策するだけで、いろいろな生き物たちに出会うことができ、大都市近郊とは思えない楽しみ方ができるようになっています。生き物を観察することで、心も豊かになるという方も多く、人間と生き物が共存していることを改めて感じることができます。

クマゲラやエゾフクロウなどの野鳥

キョーンキョーンと変わった鳴き方をする「クマゲラ」やお馴染みのホーホーという鳴き方をする「エゾフクロウ」が、野幌森林公園でも人気の野鳥として話題になっています。クマゲラは黒色の体が特徴で、オスは頭上が赤色、メスは後頭部が赤色になっているので、オスとメスの判断のしやすい野鳥で、これは巣立つ雛鳥でもわかるほどです。

エゾフクロウは平たい顔を持つ野鳥で、フクロウは映画やアニメなどさまざまな物語に出てくることもあり、知っているという方も多いのではないでしょうか。そんなフクロウの中でもエゾフクロウというのは、白色の体をしているのが特徴の一つです。

また顔はハート型に縁どられて見えるので、若い世代の方々にもかわいい!と人気になっています。フクロウとそこまで大差もなく、オスよりメスのほうが体は大きめです。フクロウは夜行性なので、見てみたい時には夜間に訪れるのがおすすめになっています。

エゾリス・エゾモモンガ・ヒメネズミなどの動物

野幌森林公園ではエゾリスやエゾモモンガ、ヒメネズミなどにも出会うことができます。エゾリスとは北海道に生息リスで、しっぽの全長が20cm程度まで大きくなり、この大きなしっぽでバランスをとっていると言われています。樹上性のリスなので、樹上で生活することがほどんとで、小さな子供からもかわいい!と人気を集めている生き物です。

エゾモモンガも北海道に生息するモモンガで、目が大きくかわいらしい姿をしています。北海道で撮影された姿が、SMSで出回り可愛すぎると話題になりました。かわいらしい姿に癒されること間違いなしです。

ヒメネズミは北海道から九州までさまざまな地域に生息するネズミです。アカネズミによく似ているネズミで、アカネズミより体が小さめなのが特徴です。主にどんぐりや種子などを食べるかわいらしい姿が人気の生き物になっています。

キタキツネ・エゾタヌキ

キタキツネやエゾタヌキにも野幌森林公園で出会うことができます。キタキツネは主に北海道や樺太などに生息しているキツネで、ホンドギツネに比べると体が大きめなのが特徴です。本来狩りのしやすい草原などに生息していると言われているのですが、野幌森林公園でもキタキツネを見ることができ、子供の間でも人気になっています。

またエゾタヌキも野幌森林公園で見かけることができます。エゾタヌキは北海道でも一部にのみ生息していて、木登りは得意なのに、木から降りるのが苦手というかわいらしい一面もあります。昼間は主に巣穴で過ごすことが多いので探してみてください。

野幌森林公園のおすすめ観光スポット

野幌森林公園では観光も楽しめるほど、さまざまなスポットがあるので、ここでは野幌森林公園でおすすめの観光スポットをご紹介していきます。公園内には「北海道百年記念塔」や「北海道博物館」や「自然ふれあい交流館」もありますし「瑞穂池」や「北海道開拓の村」などもあるので、いろいろな角度から観光を楽しむことができます。

博物館では北海道開拓の歴史などを知ることもでき、子供にも人気になっていますし、自然ふれあい交流館ではたくさんの本を読むだけではなく、食事を楽しんだり、休憩することなどもできます。そのため憩いの場として利用するのもおすすめです。

北海道百年記念塔

1970年に完成した「北海道百年記念塔」は、北海道の開拓に尽くしてきた方々の苦労を称え、そしてこれからの未来につなげるために建てられた記念塔で、100年にちなんで100mの記念塔は、8階部分(地上23.5m)に展望室が設置されています。

そのため展望室から景色を眺めてみるのもおすすめで、公園内の風景などを上から楽しむことができます。また記念塔の形は六角形になっているのですが、これは雪の結晶をイメージして設計されています。北海道といえば雪の多い地域としても知られているので、そんな北海道ならではの雪の結晶をイメージした六角形の記念塔は圧巻です。

北海道博物館

北海道の歴史や文化に自然を学びたいのであれば「北海道博物館」がおすすめです。博物館ということで、わかりやすい北海道に関するさまざまな資料が展示されていて、時にはイベントなども開催していますし、アイヌ民族の文化なども学ぶことができます。

観光スポットとして楽しめるというだけではなく、子供の学びの場として訪れるのもおすすめです。北海道には長きにわたる歴史もありますし、その歴史と一緒に自然と共存してきた方々の生活を知るのもおすすめです。博物館の中には体験実習室などもありますし、講演会が開かれることもあり、大人も子供も楽しめる観光スポットです。

自然ふれあい交流館

自然ふれあい交流館は無料で入ることができ、2000冊を超える本が置いてあるので、ゆっくり読書を楽しむことなどもできます。また館内には食事ができるようになっているので、お弁当を持って行って食べたりすることもできます。

もちろん観光途中の休憩スポットとしてもおすすめになっていて、ゆっくりと流れる時間を、自然を観察しながら楽しむこともできます。また総合学習の場としても活躍していますし、ガイドツアーが開催されていることもあるので、気になる方は問い合わせてみてください。北海道観光におすすめのスポットの一つとして人気になっています。

瑞穂池

公園内には「瑞穂池」という池もあり、ベンチなどもあるので池の周りでゆっくり過ごすこともできます。人が少ないときであれば、ベンチに座ってゆっくりお弁当を食べるのもおすすめで、自然を存分に感じながら過ごすことができるようになっています。

また瑞穂池では水鳥を観察することもできます。そのため水鳥観察を楽しみたいときにも、瑞穂池を訪れるのがおすすめになっています。ただし雪の多い時期などは、瑞穂池周辺が凍ってしまっていることなどもあります。ですので、足元には注意して歩くのが大切ですし、子供連れの方の場合は、子供の手を離さないように気をつけましょう。

北海道開拓の村

野外博物館として知られる「北海道開拓の村」も観光におすすめのスポットです。北海道開拓の村はじっくり見学するのであれば、4時間程度かかることもあると言われているほど、見どころの多いスポットになっていて、散歩がてら立ち寄るにもおすすめです。

開村時間は9時から16時30分まで(5月から9月までは9時から17時まで)となっていて、入場は閉村の30分前までと決まっています。5月から9月までの間は休村日はないのですが、それ以外の時期は毎週月曜日が休村日です。なお休村日が祝日の場合は、その次の日が休村日になるのでご注意ください。当時の建物が移築再現されている野外博物館です。

野幌森林公園の花さがし

野幌森林公園はフクロウなどの野鳥だけではなく、花々も楽しむことができます。そこでここからは野幌森林公園にある花についてご紹介していきます。

雪のイメージが強い北海道なのですが、春などにはきれいな花々を楽しむことができ、ゆっくり散策するのも人気になっています。野幌森林公園でおすすめの花をご紹介していくので、お花好きの方はチェックされてみてはいかがでしょうか。

春はフクジュソウやザゼンソウが楽しめる

4月中旬からはフクジュソウ、4月下旬からはザゼンソウが楽しめる野幌森林公園ですが、その他にもエゾヤマザクラが5頃から咲き始めます。そのためエゾヤマザクラの開花を待っているという方も多く、ピクニック感覚で野幌森林公園を訪れる方もいます。

5月中旬頃には花見をするのもおすすめですし、もちろん春だけではなく8月にはエゾミソハギや、ノッポロガンクビソウなども見かけることができます。またオオウバユリなど少し見た目の変わった花を見ることもでき、1年を通してさまざまな植物を観察できるのも、野幌森林公園の魅力の一つになっています。

花に集まる昆虫にも注目

また野幌森林公園に咲き誇る花々に、昆虫が寄ってくることも多く、ハチなどはもちろんのこと、美しい蝶々の姿を見ることもできます。どの花にどんな昆虫が寄ってきているのかなどを調べることで、昆虫についてより詳しく知ることなどもできます。

驚くことに同じ花であっても色によって、寄ってくる虫が違うことなどもあり、子供の自由研究の題材などにもおすすめになっています。時間をかけていろいろな花を観察することで、虫たちの生活を知ることもできるので、みなさんも花観察だけではなく、虫観察を楽しんでみてはいかがでしょうか。

野幌森林公園の口コミ情報

野幌森林公園の口コミ情報をご紹介していきます。やはり口コミ情報でまず多いのは、野幌森林公園にはさまざまな観光スポットがあるということです。もちろん野鳥観察や生き物たちを見たいという方も多いのですが、北海道の歴史などを学ぶことができる、観光スポットが公園内にあるということ自体が魅力だと話題になっています。

自然豊かな公園なので、日々の喧騒を忘れてゆっくり過ごすことができると、人気になっていますし、子供から大人まで幅広い年代の方々におすすめです。思い思いの時間を過ごすことができる、憩いの場として地元の方々にも愛されていると話題になっています。

ヒグマの足跡が確認されたことも!

また野幌森林公園ではヒグマの足跡や、ヒグマの目撃情報なども寄せられています。そのため音を立てながら歩いたり、薄暗い時間帯などに行動は控えたり、走ったり自転車に乗るのを避けるなど、さまざまな注意点も口コミで話題になっています。

公式ホームページでもヒグマの出没情報や、捕獲情報を見ることができるので、訪れる前には確認しておくのが安心です。口コミでも実際にヒグマを見かけたという方もいらっしゃるので、訪れた方の口コミ情報などはチェックするようにしましょう。

野幌森林公園へのアクセス

では野幌森林公園のアクセス情報についてご紹介していきます。地元の方々の場合車でアクセスされる方が多いですが、観光で訪れている方の場合、電車でアクセスするという方も多いです。そこでここでは電車と車両方のアクセスについてご紹介します。

車でアクセスする際に気になる駐車場情報もご紹介するので、車で訪れる方は参考にされてみてください。駐車場は訪れる時期によって変わるので、間違えないようにしっかりチェックしておきましょう。

電車でのアクセス

まずご紹介するのは、電車でのアクセス方法です。電車でアクセスする場合、駅からバスを利用する必要があります。新札幌駅からの場合はバスで約13分となっていて、森林公園駅からアクセスする場合、徒歩だと約20分程度かかります。

公園内はとても広いので瑞穂口へ向かう場合には、新札幌駅からバスと徒歩で約25分程度かかるようになっています。それぞれ訪れたい場所によって、アクセス方法や所要時間も変わってくるのでご注意ください。

車でのアクセス・駐車場

では車でのアクセスについてご紹介します。新千歳空港から車で訪れる場合、約45分程度かかるようになっていて、札幌駅からの場合ですと約30分となっています。

駐車場は記念塔前に254台、博物館前に74台、開拓の村前に400台分用意されています。なおこの駐車場は11月から3月まで閉鎖されています。そのため閉鎖中は近隣に用意される、少しの駐車スペースを利用していただくようになります。

なお駐車場料金は無料になっているので、長時間公園内を散策したい方にもおすすめです。車で行くことでゆっくり過ごすこともできるので、観光で訪れている方もレンタカーを借りるのがおすすめです。

野幌森林公園で自然散策をしよう

いかがでしたでしょうか。今回は北海道にある「野幌森林公園」についてご紹介しました。野幌森林公園は自然溢れる公園として人気になっていますし、観光スポットもたくさんあります。そのため思い思いの時間を過ごすことができるので、ぜひみなさんも野幌森林公園で素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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