世界遺産・白神山地の奇跡の泉「青池」とは?秘境の絶景に言葉を失う!

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北海道の青い池、岩手県の青の洞窟など、日本各地を見渡せば青が魅了する観光地が数多くありますが、今回はその中でも青森県の青池にスポットをあててみます。青森県の青池は世界遺産白神山地の十二湖の中の一つで、その自然が生んだ神秘的な青さが人々の心を捉えて離しません。

目次

青森の青池とは

青が魅了する自然現象は世界各国に存在しています。もちろん、ここ日本にも存在しています。それが今回ご紹介する青森県の深浦町という場所にあり、また、白神山地の十二湖の中のひとつである青池です。

ここ青森県の青池は、白神山地のブナ原生林の秘境の場所にあるとして、その神秘的で謎めいた姿が人気となっています。

青い池といえば、アップルコンピュータがマッキントッシュの画面に使ったことで広まった北海道美瑛町の青い池も有名ですが、今回は青森県と秋田県をまたぐ白神山地の秘境の中、日本海側にほど近い青森県は深浦町という場所に存在する青池の魅力とその理由を紹介していきます。

世界遺産の白神山地にある秘境

青池のある青森県の深浦町というところは青森県の南西部日本海側にあり、世界遺産白神山地の麓にあり、太古の昔からその姿を変えていないブナ原生林の恩恵に預かって実り豊かな町の形を形成しています。その姿は秘境の場所として、人々の好奇心を誘っています。

青森県の深浦町のその原始的で自然豊かな秘境の場所である土地柄はとても魅力的ではありますが、その反面たどり着くまでのアクセスが少々不便な場所にもなっています。

そんな自然の織りなす青森県深浦町の秘境の地にある青池、そして白神山地の十二湖、さて、その魅力や青い理由はどういったものなのか、見に行ってみましょう。

青森の青池は、世界遺産白神山地の十二湖の中のひとつに数えられています。そんな自然の神秘が作り出した十二湖、その中の一つの青池、十二湖の中ではこの青池が一番人気のようです。

北海道の青い池は人口が作り出した青い池とされていますが、この青森の青池は自然の力だけでできたとされています。季節や時期によってはその姿を変えてくれる青森の青池、では、さっそくその青池の魅力に迫っていきましょう。

青森の青池の魅力

青森の青池の魅力といえば、まず最初に来るのがその自然が作り出すそのコバルトブルーの湖面の色です。透明度の高い水の中にコバルトブルーの絵の具を落としたような、そんな色合いが人々の心をつかんで離しません。

その姿を一目見たら息を飲むこと間違いないでしょう。神秘的な空間が広がり、まるでおとぎの国に訪れてしまったような錯覚に襲われます。また、青森の青池は、その季節や時期、時間帯などによってもその表情を変えます。

特に紅葉の時期などはまた違った姿を見せるようです。季節や時期によって目まぐるしく変わる青色の神秘、その神秘的である理由が伺えます。

青森の春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の顔を見せてくれる青池ですが、見ごろは、青森では太陽の日照角度が高い4月~8月頃のようです。その時期の青池が一番人気が高いようで、その時期になると、この青池のある青森県深浦町が賑わいの様相を迎えるようです。

また、青森の青池は紅葉の時期も人気で、見ごろとはまた違った魅力を見せるといったことで多くの人々を喜ばせています。1年中魅力的な青森の青池、ますますその魅力を間近で見たくなってしまいますね。

「十二湖」と呼ばれる湖沼群の一つ

青森の青池は、白神山地の山が崩れた際に川がせき止められてできた12個の湖の一つに数えられています。まるで何か人知の及ばない神秘の力が芸術作品を作ったような、そんな存在性を示している十二湖、それぞれの魅力もまた違って、青池の魅力を一層演出している理由になっています。

十二湖の中で青池もその存在感を大きく示していますが、十二湖の湖も負けてはいません。それぞれのチャームポイントを惜しげもなく披露して、訪れる人々の目を釘付けにしています。

そんな魅力的な十二湖、青池を含め十二湖を順に巡っていくツアーはいまでは定番のツアーになっていて、青森県深浦町には毎年多くのツアー団体客が訪れ賑わっています。

青池だけではなく、十二湖それぞれの魅力を巡りながら、その目を、心を神秘の世界で満たしていく、とても贅沢な時間です。

自然が作り出した奇跡の青

この青池の色にはいったいどんな理由があるのか、水に何かが溶けているのかと疑問に思う人がいるようですが、この青池には色づけする物質は一切ないようです。

また、空気中の酸素の濃度の関係ではないかと言う人もいるようですが、それもまた特別濃度が濃いといったことでもなさそうです。さて、そんな青池の青色の神秘の理由はいったいどうなっているのでしょうか。

青池が青い理由

青池が青く見える理由には3つの条件があるようです。その3つの条件が奇跡的に重なってできたことからだと言われています。

その3つの条件とは、(1)青池の水深が9メートル以上の深さであること、(2)湖底が白い岩でできていること、(3)周りのブナ原生林のお陰できれいな湧水をたたえていること、こういった条件が奇跡的に重なって、その青池の青さの理由になっているようです。

見る場所や天候によって色が変わる

青池の青色は、青池の透明度の高さが醸し出す色なので、当然太陽光の光によってそのまま素直にその色を変えることができます。そういった理由から、その季節や時期によって様々な姿を見せてくれます。

こういったところも神秘的と言われている所以であり、青池の人気が衰えない人気の一つなのでしょう。どの時期に行っても魅力的な青池、ますます気になる存在です。

青池が一番綺麗に見える時期は?

青池の青色が綺麗に見られる時期として言われているのが、青森では太陽光の高度が一番高くなる時期が4月から8月にかけての時期のようです。さらにその時間帯は正午前後になっているようです。

早朝に十二湖入り口から散策をスタートするとちょうど良い時間帯に青池にたどり着くといったコースが人気のようです。その時期や時間帯を狙って行ってみると、青池のその青色の鮮やかさが見られるかもしれません。

紅葉スポットとしても人気

さて、青色が特徴的な青池ですが、こちら紅葉の時期も負けていません。透明度の高い水を持つ青池、紅葉の時期は時期で紅葉が生える演出をしてくれることは言うまでもないでしょう。

青色が鮮やかに見られる見ごろの時期も良いですが、紅葉が演出してくれる紅葉の時期の青池に訪れてみるのもおすすめです。

紅葉の見頃の時期は?

さあ、そんな青池の紅葉の見ごろはいったいいつ頃になるのでしょうか?青池のある白神山地は高度の高い場所にあるため、おおよそ10月下旬ごろが見ごろになっています。ただ、ここ最近の暖冬などの影響から、その見ごろの時期も変わってくるかもしれません。

訪れる時の青森深浦町の天候や紅葉の進捗状況などを確かめてから訪れるようにしたほうが、時期を逸することもなく紅葉と青池のコラボレーションを見ることができるでしょう。

青池ソフトクリームも人気!

青池に訪れた際に、こちらもまたチェックしておきたいものがあります。それは青池ソフトクリームです。ラムネとヨーグルトを合わせたようなさっぱりとした味で、甘党ではない人でも食べられる人気の青池ソフトクリームです。訪れた時にはぜひ食べてみましょう。

青森の青池周辺の絶景スポット

ここまで青池の魅力に迫ってご紹介してきました。ここからは青池周辺の見どころにスポットを当ててみましょう。青池も魅力的ですが、白神山地の秘境の場所やそこに存在している十二湖もまた魅力的です。さっそくこちらも見ていきましょう。

神秘の魅力の白神山地、その白神山地の場所にある十二湖、その魅力の秘密や理由を見ていきましょう。

スポット①鶏頭場の池

その名前の通り上から見ると鶏の頭の形をしているところから鶏頭場の池と呼ばれたそうです。

ここは青池ほど青い水をたたえているわけではありませんが、青池と同じように自然が生み出したその湖面の澄み切った色や、その湖面に映し出されたブナの木々の景色は、青池に負けず劣らず圧巻です。

スポット②ブナの自然林

十二湖、白神山地といえば、ブナ原生林です。そのブナ原生林の中を歩くと、まるで太古の記憶が蘇ってきたかのような幻想的な気分に浸れます。

太古の昔からその姿を変えずに生き抜いてきているその力強さ、そんなブナ原生林たちの語りに耳を傾け、そのブナたちが放っている力強いエネルギーを感じ取り、パワーとしてもらっていきましょう。

スポット③滝壺の池

こちらは沸壷の池です。青池ほど澄み切った青色ではありませんが、その青さは、青池に負けず劣らずの勢いです。早朝に訪れるとここの場所には霧が立ち込める時があり、その様子は神秘的で幻想的な空間を演出してくれます。

また、池のほとりにある「沸壷池の清水」は平成の名水百選に選ばれた水としても有名で、ここの水が十二湖庵で抹茶に使われて味わえるようになっています。

スポット④日本キャニオン

アメリカのグランドキャニオンには負けますが、ここ日本ではここがグランドキャニオンと呼んでも過言ではないでしょう。そのダイナミックな畏怖の姿は、見る者の心を圧倒します。

この力強く壮大な日本のグランドキャニオンに訪れて、そのみなぎるパワーをもらっていきましょう。

ここまで青池周辺のおすすめスポットを紹介していきました。すべてがパワーの源のようなスポットでした。そのパワーをもらって明日への活力にしてみませんか?

青森の青池周辺の立ち寄りスポット

白神山地の十二湖と青池、その壮大で力強く、また神秘的なその場所に行ってみたくなりましたか?ここからは十二湖や青池へのアクセスの中継点といっても良い、その周辺のお土産スポットなどの場所を紹介していきます。

秘境の場所に行く前の一休みに、そして、白神山地や十二湖の歴史を学んでから、十二湖や青池に訪れてみるのもおすすめです。では、その場所やアクセスなどを紹介していきます。

スポット①森の物産館キョロロ

先ず最初は森の物産館キョロロです。青森県深浦町の地元の食材やその食材を使ったお食事処、白神山地、十二湖の魅力などを取り揃えたお土産屋が入っています。

お食事処では青森県深浦町の食材をふんだんに使ったおすすめの料理が出されており、毎回おすすめのメニューが変わっていて楽しめます。また、お土産もここにしか売っていないものから定番のものまでそろっていて旅の記念に買っていく観光客が後を絶ちません。

また、物産館は十二湖に入る入り口のところにあり、十二湖のマップなども置いてあるので、散策する前と後に寄ってみると、また楽しさが倍になるでしょう。物産館の詳細は以下の通りです。

スポット②十二湖ビジターセンター

次に紹介するのは十二湖ビジターセンターです。このセンターにはジオラマで十二湖の様子が見られたり、十二湖に生息する野生動物たちの模型が展示されています。

十二湖について詳しく知りたい人にはおすすめのセンターです。場所は十二湖のメイン側道側にあり、入場無料で駐車場も無料になっています。

スポット③白神十二湖エコ・ミュージアム

十二湖と白神山地をハイジオラマで見ることができ、またその展示物も見られます。遊歩道や観察小屋が備え付けられていて、十二湖や白神山地の自然を観察することができます。

白神十二湖エコ・ミュージアムでのんびり散策する時間を作ったあとに、十二湖と白神山地の散策に出てみると、散策をより一層深く楽しめることは間違いないでしょう。。

スポット④十二湖庵

最後にご紹介するのは十二湖庵、森の物産館キョロロから少し下った落ち口池の手前にあります。平成の名水百選に選ばれた水「沸壷池の清水」で作った抹茶と和菓子が無料でいただける休憩所になっています。十二湖の散策に疲れたら足を止めて十二湖庵で優雅に休んでみるのはいかがでしょうか?

青森の青池へのアクセス

さて、ここからは青池やその周辺施設へ行くアクセス方法をお伝えしていきます。青池を含む十二湖は白神山地の秘境といわれる場所にあるため、少々たどり着くのにはアクセスが不便になっていますので注意が必要です。

そんな秘境の中にある青池、どういったルートで行ったらよいかなどのアクセス方法をお伝えしていきます。

公共交通機関を利用する場合

青池のある十二湖、その十二湖のある青森県深浦町は、高速道路や新幹線が通れるような便利な場所にはなく少々辺境の場所にあるため、たどり着くには少々時間がかかります。

JR青森駅から行く場合はリゾートしらかみなら直通で行けますので、利用すると便利でしょう。目指す駅はJR十二湖駅になります。

JR十二湖駅で弘南バス十二湖線のバスに乗り換えて行くことおよそ15分ほどで、十二湖の入り口のところにたどり着きます。バスに関しては予め時刻表などを見て行くと良いでしょう。

駐車場情報

車で行く場合、青池の近くに駐車場があるか気になりますよね。さて、駐車場はどうなっているでしょうか?駐車場はありますが、森の物産館キュロロの有料駐車場を使うことになります。森の物産館キュロロの有料駐車場の詳細は森の物産館キュロロでご案内しています。

青池の基本情報

青池は青森県の中でも秘境の場所にあって、少々行きづらい場所ではありますが、自然の神秘が織りなすコバルトブルーの青池、一度は訪れてみたい場所です。では、そんな青池の基本情報をお伝えいたします。訪れる際の参考にしてみてください。

青森の青池で奇跡のブルーを体感しよう

青森県深浦町にある青池、秘境といわれているその場所にある青池の、この世のものとは思えないそのコバルトブルーに輝く魅力は、訪れる多くの人々の心を釘付けにして離しません。

また、青池を盛り立てるわき役たち、世界遺産白神山地やその恩恵を受けている十二湖やそのブナ原生林、彼らが織りなす舞台は毎回新鮮で驚かされます。

さあ、そんな青森県深浦町にある青池、そして世界遺産の白神山地と太古の神秘ブナ原生林、そして十二湖、そんな彼らに会いに行ってみましょう。きっと、心が洗われる瞬間を経験することでしょう。

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