女満別周辺の観光スポットまとめ!おすすめの名所やグルメを徹底紹介

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北海道の女満別は、網走郡にあるエリアの名称で空港もあります。女満別からは網走や北見はもとより、知床や阿寒・摩周などへも十分に日帰り観光ができます。今回は女満別周辺の観光やグルメのおすすめスポット11か所と共に、ちょっと足を延ばしたスポットもご紹介します。

目次

北海道・女満別周辺をご紹介!

北海道には離島を含めて13の空港がありますが、その1つに「女満別(めまんべつ)空港」があります。

女満別の周辺には網走や北見など北海道を代表する都市があり、多くの観光スポットやグルメスポットがあります。

今回はその中から11か所をご紹介すると共に、女満別からちょっと足を延ばして観光に訪れたいおすすめスポットも何か所かご紹介します。

北海道・女満別はオホーツクの玄関口

「オホーツクの空の玄関口」と言われる「女満別空港」は北海道網走郡大空町にあります。大空町は2006年に女満別町と東藻琴村が合併してできた町ですが、空港の名前は「女満別」のままになっています。

女満別地区は網走や北見、流氷観光などオホーツク地方の観光の出発点となるのはもちろんですが、知床国立公園や阿寒摩周湖国立公園などへの拠点としても便利です。

北海道・女満別周辺でおすすめの観光スポット5選【網走】

この項では、女満別エリアのある北海道・網走郡のおすすめ観光スポット5カ所をご紹介します。

網走郡は人口3万人強の町で、映画などにより「番外地」のイメージが濃厚な「網走監獄」が1番人気の観光名所ですが、寒さの厳しい冬でも流氷という観光資源があり、多くの人が訪れます。そのため、比較的多くの観光スポットが点在しています。

博物館 網走監獄

北海道・網走でおすすめの観光スポットの1番目は「博物館 網走監獄」です。現在機能している「網走刑務所」は別の場所にあり、ここは純粋に観光スポットとして整備されている場所です。

広い敷地の中には、見張り所を中心に放射線状に5方向に通路と留置室が伸びる「五翼放射状平屋舎坊」をはじめ、囚人たちが労働した味噌醤油蔵などの作業所、休憩所、職員官舎などが点在しています。

「博物館 網走監獄」は展示資料も充実していて昔の囚人たちの暮らしぶりや処遇がリアルに理解できる他、重要文化財になっている建物も多く、大変見応えのある、網走では外すことのできない人気観光スポットです。

北方民族博物館

北海道・網走でおすすめの観光スポットの2番目は「北方民族博物館」です。ガラス張りのテント型の建物が目を引きます。

「北方民族博物館」は北に暮らす諸民族の文化や歴史を紹介する施設で、日本のアイヌだけではなく、グリーンランドのイヌイト(エスキモー)やスカンディナビアのサミ(ラップ)など、外国の民族も紹介しています。

「北方民族博物館」では、厳しい環境で暮らす北方民族の文化や歴史、相互関係などに関し、ビデオ解説やマジックビジョンなどの最新設備で分かりやすく展示されています。各国から集められた展示品も充実していて、アンケートでも満足度の高い観光スポットになっています。

オホーツク流氷館

北海道・網走でおすすめの観光スポットの3番目は「オホーツク流氷館」です。オホーツク海は流氷で有名ですが、ここは夏でも本物の流氷に触れられる施設です。

「オホーツク流氷館」の1番のメインはマイナス15度に保たれている「流氷の世界体感室」。ここでは本物の流氷に触れるほか、濡れたタオルを回して凍らせるという極寒体験ができます。アザラシのオブジェも展示されているので、ツーショットで記念写真を撮るのも人気です。

その他、「オホーツク流氷館」では包み込まれるような5面スクリーンで流氷をはじめとしたオホーツクの海の迫力ある映像が見られたり、クリオネやナメダンゴなど、不思議でかわいいオホーツクの海の生き物を観察することができます。

メルヘンの丘

北海道・網走でおすすめの観光スポットの4番目は「メルヘンの丘」です。北見と網走を結ぶ国道39号線沿いにあるこのスポットはアクセスが良く、道の駅があることもあり、多くの人が訪れます。

「メルヘンの丘」からはどこまでも続く畑が望め、白いジャガイモの花や、金色の小麦など、季節によりさまざまな色彩に彩られます。畑の中に間隔をあけて1列に並ぶ木も大変絵になり、特に夕日に染まる時間帯は誰しもが写真に収めたくなるような光景になります。

流氷観光船

北海道・網走でおすすめの観光スポットの5番目は「流氷観光船」です。オホーツクの流氷は、毎年テレビでもニュースになる冬の風物詩です。その流氷のただ中に分け入っていく流氷観光船に乗るため、国内外から多くの観光客が網走にやって来ます。

「流氷観光船」には2種類あり、紋別市の船は先端のスクリューで流氷を砕きながら進む「ガリンコ号」ですが、網走の船はその重みで流氷を砕きながら進む「おーろら号」です。

約1時間のクルーズでは、海一面を真っ白に覆う流氷や、空を舞う数々の鳥、そして雪をかぶった羅臼岳、斜里岳など知床の山々が見晴らせ、寒さを忘れる爽快さです。

流氷はとてもデリケートで、風の向きが良くないと近づいてこないこともあります。流氷が見られない場合もあり、その時は単なる遊覧船になってしまいます。

ですので、どうしても流氷が見たい場合は宿泊するなどゆとりをもって滞在し、チャンスを狙うのがおすすめです。

船は1日に数便あり、便ごとの流氷の情報が「おーろら」のHPに掲載されます。午前は見られなくでも午後は見られることもあるので、こまめにチェックすると良いでしょう。

北海道・女満別周辺でおすすめの観光スポット3選【北見】

北見市は人口12万を超える、北海道の中でも大きい町です。細長い市で、東西の距離は110キロにも及びますが、女満別空港から北見市役所までは車で40分ほどです。

北見市はハッカ産業で発展した町です。市内の人気観光スポットには「ハッカ記念館」が挙げられる他、大人も子供も楽しめる、北海道らしい生き物とふれ合えるスポットもおすすめです。

北見ハッカ記念館

北海道・北見でおすすめの観光スポットの1番目は、無料で観光ができるスポット「北見ハッカ記念館」です。ハッカはシソ科の植物で、その葉からとれる清涼感のある油は、解熱、鎮痛、消臭などの日常生活からガスを抑えるなど工業にも広く使用されています。

20世紀初めに始まった北見のハッカ生産は、1940年頃には世界市場の70パーセント近くを占めるほどになり、北見の町の発展を支えました。「北見ハッカ記念館」はハッカ生産をしていた工場の施設を利用したものです。

「北見ハッカ記念館」ではDVDでハッカ産業の歴史が分かる他、工場で使われていた機械や道具の展示で当時を偲ぶことができます。また、隣接している「蒸留館」では、蒸留器を見ることができると共に、実際にハッカの蒸留を体験することもできます。

「北見ハッカ記念館」はノスタルジックな室内の雰囲気も心地よいのですが、70種のハーブが植えられているガーデンもあるので、足をむけてみてください。

北の大地の水族館

北海道・北見でおすすめの観光スポットの2番目は「北の大地の水族館」です。ここは北海道を中心として世界の淡水魚を展示している水族館ですが、特に日本最大級という1メートルを超える大きなイトウが20匹もいるのは圧巻です。

「北の大地の水族館」は日本で初めての「滝つぼ水槽」、世界初の「川が凍る水槽」があることでも人気があります。「滝つぼ水槽」は下から滝を見上げる形になる水槽で、滝の中を力強く泳ぐ魚の珍しい姿が見られます。

「川が凍る水槽」は屋外にあり、冬には水槽の表面に厚い氷が張り、その下の魚たちの様子が観察できます(暖かい時期は渓流の様子になります)。その他、ドクターフィッシュ体験や万華鏡の中の金魚鑑賞などができる「北の大地の水族館」は、工夫が凝らされたおすすめの観光スポットです。

北きつね牧場

北海道・北見でおすすめの観光スポットの3番目は「北きつね牧場」です。施設名称は「北きつね牧場」ですが、キタキツネと共にエゾタヌキも一緒に放し飼いにされています。

北海道を旅行していると、キツネやタヌキの姿を目にすることがありますが、この牧場にいる動物たちはリラックスして愛らしさもひとしおです。ショップでは北見周辺の産品や、かわいい牧場のオリジナルグッズを販売しているので覗いてみてください。

「北きつね牧場」は上に紹介した「北の大地の水族館」の近くにあるので、両方のスポットをセットで観光するのも容易です。

北海道・女満別周辺でおすすめのグルメスポット3選

この項では、北海道・女満別周辺でおすすめのグルメスポット3か所をご紹介します。北海道グルメといえば海鮮、ジンギスカンというイメージをもっている方が多いと思うので、それを前提にピックアップしました。

ローカルな雰囲気で足を踏み入れにくいスポットも1つ選びましたが、地元の人も納得するような美味しいグルメはそのような雰囲気の所に多いので、思い切って訪問してみてください。

レストラン可留茶屋倶楽部(網走)

北海道・女満別周辺でおすすめのグルメスポットの1番目は網走の「レストラン可留茶屋倶楽部」です。網走刑務所の前に位置し、海産物を扱っている「オホーツクバザール」の直営レストランで、新鮮なオホーツクの海の幸を味わうことができると人気です。

「レストラン可留茶屋倶楽部」のイチオシグルメは「特選オホーツク丼」。イクラの醤油漬けと共に良質なバフンウニがたっぷり乗っているのが特徴で、とろけるような芳醇なウニは北海道ならではと実感します。他に丼ものはエビ、ホタテ、サーモン、カニなど具材の組み合わせで多くの種類が用意されています。

「レストラン可留茶屋倶楽部」では海鮮丼の他、カニ飯、各種定食やカレーなども人気で、幅広い好みに対応できるおすすめのレストランです。

YAKINIKU網走ビール館(網走)

北海道・女満別周辺でおすすめのグルメスポットの2番目は同じく網走の「YAKINIKU網走ビール館」です。ブルワリー「網走ビール」併設のレストランで、1階はニューヨークテイスト、2階は和モダンの造りになっていて席数も豊富です。

「YAKINIKU網走ビール館」は良質な肉が食べられると人気のグルメスポットで、多種類の肉がラインアップされていますが、中に「あばしり和牛」「知床和牛」もあるので、トライしてみてはいかがでしょうか。

もちろん、食事のお供には人気の網走ビールを。基本的な「プレミアム」や「ホワイトエール」をはじめ、黒ビール「監極の黒」、きれいなブルーの「流氷ドラフト」、サクランボを原料にした「桜桃の雫」など、ひねりのあるビールもおすすめです。

焼肉道食(北見)

北海道・女満別周辺でおすすめのグルメスポットの3番目は北見の「焼肉道食」です。北海道グルメといえばジンギスカンを連想する人が多いでしょうが、そのジンギスカンで定評があるのがこの「焼肉道食」です。

地元の常連さんの多い庶民的な人気店で、席数も多くなく予約がおすすめですが、その味とコスパの良さはグルメファンの折り紙付きです。

七輪の炭火で焼きながら頂く肉類はどれも良質で、ジンギスカンを食べれば他の肉も食べたくなります。そんな時は牛さがりや豚ホルモンを是非どうぞ。

北海道・女満別から足を延ばしてみよう

女満別空港は網走郡にあるため、網走観光の拠点になるのはもちろんなのですが、日程に余裕があれば少し足を延ばして世界遺産にもなった知床エリアへ行くのもおすすめです。

また、オホーツク海のある東だけでなく、西に目を向けると北海道でも指折りの人気観光エリア「阿寒摩周国立公園」があります。

この項では、女満別から日帰りも可能な「知床」「阿寒摩周国立公園」の観光スポットをいくつかご紹介します。

知床

北海道・女満別から足を延ばして訪問するのにおすすめの1番目は「知床」です。女満別空港から知床観光のメインスポットである「知床五湖」までは車で2時間ほどの距離です。

知床エリアの観光スポットとしては知床五湖の他、広々とした絶景が楽しめる「知床峠」、高さ60メートルで頂上まで上れる巨岩「オロンコ岩」、日本の滝100選にも選ばれている「オシンコシンの滝」など、北海道らしい雄大な景色が堪能できる人気スポットがたくさんあります。

阿寒摩周国立公園

北海道・女満別から足を延ばして訪問するのにおすすめの2番目は「阿寒摩周国立公園」です。ひと口に「阿寒摩周国立公園」といっても1市10町にまたがる広いエリアです。女満別からだと摩周湖へも阿寒湖へも車で約1時間半ほどですが、摩周湖から阿寒湖の間も1時間20分ほどかかります。

摩周湖と阿寒湖の間には屈斜路湖もあります。どの湖も展望台からの眺めが素晴らしく、天気が良ければいつまでもそこにいたくなるような絶景が広がります。

3大湖の他にも「阿寒摩周国立公園」の中にはもくもくと噴煙を上げる「硫黄山」、季節や天候によって湖の色が変化するという「オンネトー湖」など、見どころは枚挙にいとまがありません。

北海道・女満別周辺で観光やグルメを楽しもう!

以上、北海道東部・女満別周辺の観光やグルメのおすすめ人気スポット11か所をご紹介しました。

函館や札幌、富良野や十勝がある北海道の西側は人気ですが、女満別を含む東側にも魅力的なスポットや美味しいグルメがたくさんあります。北海道リピーターの方なら是非、女満別を中心に道東を観光してみてください。

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